【名古屋】子ども食堂の取り組み・補助金や助成金について

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親の経済的な理由によって満足のいく食事を取れていない子供や、両親の共働きによって一人でいることが多い子供の「居場所」として注目されている「子ども食堂」。

「子育て支援」は多くの都道府県や市町村で掲げているものの、子ども食堂に対する支援や助成には大きな差があります。

今回は愛知県名古屋市で行われている子ども食堂への取り組みについて解説します。

 

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愛知県名古屋市の子ども食堂を取り巻く現状

経済的に困窮している家庭が多い地域ほど、子ども食堂のような子供に対するセーフティネットが重要になってきます。

経済的困窮、つまり貧困とされる基準は国民生活基礎調査の貧困線(その国、もしくは地域の一般的な平均所得の半分)を下回る家庭を貧困と定義しています。

その地域の一般的な所得の平均が250万なら125万円が貧困線です。

愛知県が調査したところによると、愛知県内の子どもの貧困率は9.0%、名古屋市単独では9.3%と実に約10人に1人の子どもの家庭が平均所得の半分以下の所得となっています。

この数字は全国平均でみて突出した数字とは言えないものの、名古屋市でも経済的に困窮している家庭が一定以上いることがうかがえます。

こうした家庭の子どもたちはバランスの良い食事、さらには適正な食事量を取れていない子も多く、そんな中で子ども食堂が果たす割合は大きいでしょう。

2018年の調査では愛知県内の子ども食堂の数は66カ所で、子ども食堂の充足率(小学校の数に対して子ども食堂の割合)は6.8%、しかもそのうち33カ所が名古屋市内にあります。

名古屋市の子ども食堂の数は充実しているものの、愛知県全体で見ると圧倒的に不足している現状が見えてきます。

県で見ると子ども食堂が多い名古屋市も決して十分に足りているわけではありません。今後も愛知県全体で子ども食堂への取り組みは必須と言えそうです。

 

愛知県名古屋市が行っている子ども食堂への取り組み

名古屋市では子ども食堂に対して様々な取り組みや支援を行っています。

子ども食堂の場所や開催日に関する情報発信や助成金、県や市が主導した子ども食堂モデル事業の開設など。

特に県や市によるモデル事業着手は、県や市全体で子ども食堂について真剣に取り組もうとする熱意を感じます。

 

 

既存の社会資源を活用した子ども食堂開設モデル事業の例

愛知県主導による子ども食堂開設事業、「既存の社会資源を活用した子ども食堂開設モデル事業」において、名古屋市は3つの区で事業を実施しました。

 

こどものひみつきち
HP:https://kodomo.auzutto.org/
こども(高校生まで):すべて無料
おとな:一口 100 円からの寄付
グーチョキパー
HP:http://kenaicho.la.coocan.jp/
子ども 無料
保護者 300 円但し、子ども優先
ドリームキッチン
メール:eight.kids.888@gmail.com 
子ども 100 円、大人 300 円 

 

既存の社会資源を活用した子ども食堂開設モデル事業とは、子ども食堂を増やすための課題解決のために県・市が委託し開設した子ども食堂です。

民間の善意だけに任せ助成金だけを出すのではなく、実際に自分たちの管理のもと運営することで実際の課題の抽出や様々なデータを取ることができます。

このモデル事業で得たノウハウは蓄積・保存され、民間の団体や事業者が子ども食堂を開設する際の手引きやアドバイスに活かされています。

また、今後効果的な支援を行う上でもこれらの情報が役に立ちそうですね。

他人任せにするのではなく、まずは自分たちでもやってみる。素敵な試みだと思います。

 

支援例1.子ども食堂整備助成金

名古屋市の中川区では随時子ども食堂の開設のための費用や運営に関する費用に対して助成金を実施しています。

開設助成金が50,000円、運営助成金が実施回数に応じて月2,000円、もしくは4,000円の補助金が交付されます。

子ども食堂はその性質上、開設と同じくらい、もしくはそれ以上に継続運営することが難しいと言われています。

いたずらに数だけを増やすのではなく、増やした子ども食堂の維持も大きな課題の一つです。

運営費の一部が毎月交付される助成金は、事業者にとって運営を続けるための大きな負担軽減になりますね。 

 

まとめ

愛知県名古屋市では子どもがいる家庭の約10件に1件が貧困とされています。その中で子ども食堂が担う役割は決して小さくありません。

愛知県名古屋市では県主導によるモデル事業に積極的に参画するなど、積極的に子ども食堂事業を推進しています。

「子どもの貧困」という問題について全力で取り組んでいる行政の一つであることは間違いないでしょう。

各地域の子ども食堂ではまだまだ経営が厳しく、頑張って1日でも長く継続しようと努力している事業者さんたちの姿があります。

名古屋市の各子ども食堂では常時寄付も募っていますので、私たちもできる範囲で協力するなどの子育て支援を考えてみる必要がありそうですね。


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