【レポート】子ども食堂フォーラム2019・埼玉に行ってきました!

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食堂レポート

2019年11月6日に埼玉県大宮ソニックシティで「子ども食堂フォーラム」が開催されました。

子ども食堂フォーラムは、子ども食堂の現状や活動内容をもっと多くの人に知ってもらい、子ども食堂を広め、未来につなげるためのイベントです。

今回のフォーラムでは子ども食堂の運営や、子どもの学習支援に取り組む団体がイベントに参加し、日々の活動を発表したり、取り組みを紹介するブース展示を行いました。

「子ども食堂のことをもっとよく知ってほしい」

そんな思いから開催された子ども食堂フォーラムに今回参加してきましたので、その様子やイベントの内容をお伝えします。

 

 

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子ども食堂フォーラムとは?

子ども食堂フォーラムとは、子ども食堂について皆さんにもっと関心を持ってもらうために埼玉県が主催したイベントです。

場所は「大宮ソニックシティ」で開催されました。

子ども食堂支援の輪が全国に広がり続けているとはいえ、その数は必要とする子供に対してまだ十分とは言えず、さらに多くの方の理解や支援が必要な状況です。

そんな子ども食堂の現状や意義を多くの人に知ってもらうため、子ども食堂を運営する団体やメンバーが今回のフォーラムに参加し、子ども食堂に興味を持つ個人や企業に対してより理解を深めてもらうために様々な企画を実施しました。

 

  • 子ども食堂の元祖・名付け親である近藤博子さんの講演会
  • パネリストによる子ども食堂に関するディスカッション
  • 子ども食堂を運営している6団体の活動事例発表
  • そのほか各団体や企業による取り組みを紹介したブースの出展

 

この他にも子ども食堂を開催したいという方や、ボランティアとして参加したいという方の相談を受けるコーナーなども設けられていました。

 

 

子ども食堂の名付け親・近藤博子さんの講演会

今回の子ども食堂フォーラムで一番多くの人たちの関心を集めたのが、10:30から始まった近藤博子さんの講演会です。

 

近藤博子さんは2012年に日本で一番最初に「子ども食堂」という名称を使い、子どもたちのために食事と居場所を提供しました。

その後、この近藤さんの子ども食堂運営をお手本に、全国へ子ども食堂が広まっていったのです。近藤さんは現在も東京都大田区で子ども食堂「きまぐれ八百屋だんだん」を開いています。

そんな子ども食堂の元祖にして現在も運営者である近藤さんの講演を聞こうと、会場内は人で溢れ、あまりの人気に、会場内の席が足りず立見席ができるほどでした。

 

 

子ども食堂フォーラム・パネルディスカッション紹介

11:35からは埼玉県子ども食堂ネットワーク代表の本間香さんをはじめとするパネリストの皆さんによるディスカッションが行われました。

テーマは「はじめる・続けるための地域のネットワークづくり」

 

子ども食堂を開設・維持するうえで一番重要なのが「地域の協力・ネットワーク」です。

利益を目的としない子ども食堂では、食材の提供や寄付、ボランティアといった形で地域の人たちによる支援が必要不可欠だからです。

このディスカッションでは子ども食堂を始める、始めたい、という方のために地域のネットワークづくりの方法や今後の可能性についての話し合いや情報交換が交わされました。

 

 

子ども食堂フォーラム・事例発表紹介

14:00からは子ども食堂を運営する6つの団体による、子ども食堂の活動事例発表が行われました。

 

今回発表を行った6団体の一つ、「富士見みんなでプロジェクト」さんは富士見市・ふじみ野市で子ども食堂を運営しています。

富士見みんなでプロジェクトさんは食事の提供だけではなく、警察官や消防士、生態系保護協会の方など毎回色々なゲストを呼び、子どもたちに様々な経験や知識も提供しています。

この日の事例発表では、活動内容の報告や今後の課題、子ども食堂への思いを話されていました。

富士見みんなでプロジェクトさんだけではなく、他の団体のみなさんも各自で独自のイベントや工夫を子ども食堂に取り入れていました。

6団体すべてのお話を聞いてみると、各団体、各地域で様々な工夫を行っていて、食事の提供だけではなく、幅広い意味で「子どもたちの居場所」を作る努力をされていることがわかりました。

「子ども食堂=食事を出す」という単純なものではなく、子ども食堂には色々な可能性ややり方があることに私を含め、多くの人が気づかされたのではないでしょうか。

 

 

子ども食堂フォーラム・ブース出展紹介

第一展示場では、各地域の子ども食堂の活動内容を知ってもらおうと、各団体で工夫を凝らした素敵なブースが出展されていました。

▲フードバンクの運営されているセカンドハーベスト・ジャパンさん。フードパントリーの推奨・サポートもしている。

 

▲埼玉県社会福祉協議会では子ども食堂募金の他に使わなくなった服を集める衣類バンクにも力をいれている。

 

どのブースも子ども食堂に対する熱意や思いが伝わってくる素敵なブースばかりでした。

 

川越市の最明寺さんはおてらおやつクラブの活動に参加されていました。

おてらおやつクラブは全国約1,100寺もの趣旨に賛同するお寺が参加し、子どもたちへ食材支援を行うネットワークです。

お寺が信徒の皆様から頂いた仏様への「おそなえもの」の一部を「仏さまからのおさがり」として頂戴し、子どものいる家庭に「おすそわけ」する活動です。

とても素敵でユニークな取り組みだと思いました。

子ども食堂の開設そのものだけが子どもを支える在り方ではありません。

このように陰で支える人たちのネットワークも、子どもたちや子ども食堂にとって大事な支援です。

 

 

子ども食堂フォーラム・まとめ

今回参加した子ども食堂フォーラムは予想以上の盛況ぶりでした。

2012年、近藤博子さんから始まった子ども食堂が、現在ではこれだけ多くの人に認知され、関心を持たれていることを実感できるイベントでした。

今回来場した人の中には実際活動している人たちと間近に触れたことで、自分も子ども食堂に携わろうと思った人は決して少なくないでしょう。

今回のフォーラムによって、今後も子ども食堂の輪はもっともっと広がっていくに違いありません。

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