アフターコロナでどう変わる?子ども食堂の現状と今後の未来

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コラム

コロナの影響で全国の学校では一斉休校などの措置が取られ、お子さんたちは家で待機する生活を強いられています。

コロナで子どもが学校に行けない影響は学力低下だけではありません。

  • 給食が無い
  • 親御さんもコロナの影響で収入がダウン、もしくは無収入
  • 人と話す機会が無くお子さんも親御さんもストレスが蓄積する

 

こうしたことが原因で、満足に食事を摂れないお子さんや、ストレスからくるDVに悩まされているお子さんもいます。

本来、その解決の一助を担ってきた子ども食堂ですが、子ども食堂もコロナの影響で運営が難しくなっています。

コロナの収束はまだまだ先になることが予想されます。

そんなコロナ禍における子ども食堂の今と今後について考えます。

 

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コロナの影響は子ども食堂にも

コロナの影響は子ども食堂の運営にも多大な影響をもたらしました。

本来、子どもたちが集まって食事を摂ったり話をしたりする場所である子ども食堂は、どうしても密になるため依然と同じ形態での運営は難しくなっています。

NPO法人子ども食堂支援ネットワークむすびえが、全国の子ども食堂にアンケートを取ったところ、231団体から回答がありました。

その中で現在も食堂を開催している団体はわずか10%で、「休止・延期」は38.5%。半数近い食堂が子ども食堂を休止しています。

ただ、その一方で46.3%の団体は「食材や弁当の配布・宅配」に切り替え、密にならない方法で子どもの支援を行っています。

こうした工夫と努力でコロナを乗り切ろうとしている団体もありますが、多くの団体では形態の問題だけではなく資金の問題も深刻となっています。

子ども食堂は元々コロナ前ですら採算度外視、運営者の善意で成り立っている場所がほとんどでした。そこに今回のコロナ騒動が追い打ちをかけました。

コロナの影響で本業の収入が減り、子ども食堂を運営する余裕がなくなっている方もいます。

また、お弁当や宅配方式に切り替えたことで容器代などのコストがかさみ、ぎりぎりどころか赤字で運営している団体もあります。

そこにコロナで生活が苦しくなった家庭の増加による、子ども食堂の需要増が拍車をかけています。

現在子ども食堂は急増する「負担」と「ニーズ」の間で悩みながら、日々運営方法の試行錯誤を迫られています。

 

アフターコロナの子ども食堂の一例

そんな厳しい運営を迫られている子ども食堂ですが、それでも多くの団体があらゆる支援方法や運営方法を模索しながら活動を続けています。

  • 開催場所は変えず、食事ではなく食材やお菓子を配る
  • 食事ではなくお弁当を取りに来てもらう
  • フードパントリーで食材を渡す

 

子どもたちが集まって食事を摂るとどうしても「密」が生まれてしまいます。

そこで、多くの団体では集まって食事をするのではなく「食材や弁当を配る」という方式に切り替えています。

なかでも調理の手間や密集のリスクが少ないフードパントリーは、今後コロナのリスクが続く間、子ども食堂運営の柱になるかもしれません。

 

フードパントリーとは

フードパントリーとは経済的理由やひとり親などの生活が困窮している家庭に対して、無料で食品を提供する支援活動を指します。

現在、場所を借りたり集まって食事を摂ることが難しいため、活動を続けている多くの団体はこのフードパントリー方式を取り入れています。

ドライブスルー方式であれば接触が少なく、感染リスクほぼゼロで食料を支援することができています。

 

子ども食堂を運営する団体のアンケート

最後にこの状況下で厳しい運営を強いられながらも、頑張って子ども食堂を続けている団体のアンケートを抜粋して紹介いたします。

 

  • 緊急事態宣言後、必要なお弁当の個数が増えて資金が足りなくなった
  • 保険の費用がかさんだり、感染は対象外など制限のある保険が多く不安
  • 休校中5回パントリーを実施したがものすごい勢いで申し込みがありニーズを感じる
  • 今回のコロナで初めてうち(子ども食堂)の存在を知ったお母さんもいた
  • パントリーを通じて孤独を感じているお母さんとの繋がり、絆が強くなったように思う
  • 感染するかもしれない、させるかもしれないという不安の中で開催している
  • 「久しぶりに人と話しました」というお母さんが多くてびっくりした
  • パントリーを通じて食材を届けると同時に各家庭の様子・異常の有無を見ることもできた

 

※NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえより引用

 

アンケートを通してコロナ状況下における子ども食堂の運営と、利用者たちの実情を知っていただければと思います。

アンケートを見ると、不安や葛藤と闘いながらも、困難な状況にあるお子さんやお母さんたちの役に立っていることを感じている団体が多いようです。

 

 

まとめ

コロナの状況下で以前のような運営ができなくなり、資金的にも精神的にも人材的にも苦しい状況に陥っている団体は多いようです。

ですが、その中においても困窮している家庭やお子さんのために様々な工夫や努力を行って活動を継続しようと頑張っている団体もたくさんあります。

子ども食堂は困窮している、居場所のない子供たちのための活動です。

コロナで家庭や学校の環境が大きく変化し、困窮したり居場所のない子どもたちが増えている中、改めて子ども食堂の存在が重要視されています。

 

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